世界の恋愛事情~トルコの恋は苦い味?~
こんばんは♪ Annaです。
最近仕事で仲良くなった同僚のトルコ人がいるのですが、トルコの恋愛について面白いなとことを教えてもらったので今日はその事について書いていこうと思います。
「1杯のコーヒーが40年記憶に残る」
きっかけは同僚とカフェでコーヒーを飲んでいたときのこと。
同僚はそのコーヒーが口に合わなかったのか、ここのカフェには一生来ないと怒りはじめてしまいました。普段はお茶を飲んでいることが多いので違うものを注文すればいいのにと思いつつ、そこまで怒る理由を聞いてみるとトルコでのコーヒーに対する特別な意味を教えてもらうことができました。コーヒーを振舞う、または一緒に飲むということは相手と信頼関係を築きたいという意味があるそうです。「1杯のコーヒーが40年記憶に残る」といわれるほどトルコ人はコーヒーの味には敏感なのだそう。
重要な取引先や仲のよい友人などこれからもう一歩踏み込んだ関係になりたいときにはコーヒーをすすめるそうなのです。人懐っこいトルコの方は普段から知らない人とも気軽にチャイなどを飲んでいるイメージでしたが飲んでいるものでここまで相手との関係性がみえてくるなんて知りませんでした。
そう思うと私ともっと仲良くなりたいと思っていてくれていることがうれしくなりました。
あえてまずいコーヒーを振舞うことで相手の愛情を確かめる
さらにトルコでは結婚を申し込む際に花嫁側から男性に対してコーヒーが振るまわれるそう。ただしそのコーヒーには塩が大量に入れられており、お世辞にもおいしいとはいえないものが男性にだけ出されることが伝統だとも教えてもらいました。
彼が表情変えずそのコーヒーを飲み干すことができれば女性への愛情が本物と認められ晴れて家族から結婚の許しがいただけるそうです。
罰ゲームのようなかわいらしい方法で相手の愛情を確かめるなんてなんだか素敵な文化だなとトルコがより好きになる出来事でした。
せっかくなのでこれからも国ごとの恋愛事情なんかも書いていけたらなと思います。
今日もありがとうございました。